グラスアクアPERCO徹底レビュー!お洒落なインテリア水槽の実力
この記事で取り上げるのは、丸いガラスの器の後ろに、器具をしまう白い塔(U-TOWER)を組み合わせた小型のインテリア水槽です。まずは標準的な白基調のモデル(T-WH)から見ていきます。水槽の部分は外形で約20cm角ですが、塔まで含めた奥行きは約33cmあり、これが置き場所を考えるうえでの前提になります。
インテリア性が高く非常におしゃれな水槽として注目されている本製品ですが、実際に購入を検討する際にはグラスアクア perco レビューやスペックに関する情報、そして何よりも価格に見合った価値があるのかが気になるところだと思います。デザインは素晴らしいけれど水流は強すぎないか、静音性は確保されているのか、あるいはろ過能力は十分なのかといった疑問は尽きません。この記事では、これらの要素をメーカーの公式資料と取扱説明書にもとづいて整理し、導入前に確かめておきたい点をまとめます。
- 公表スペックと実際のサイズ感から見る設置の現実性がわかります
- ベタとの相性がよいとされる少なめの流量と、静音を重視した設計がわかります
- 購入後に後悔しないための電源アダプターやヒーターの注意点がわかります
- デザインと機能のバランスを見極め、自分に合う水槽か判断できます
グラスアクアPERCOのレビューとデザインの魅力
グラスアクアPERCOの持ち味は、ポンプやヒーターなどの機能部品を背面のタワーなどにまとめて隠した、生活感の出にくい見た目と静かさにあります。流量が少なめに設計されているので(流量の調整はできません)、水の流れが苦手なベタのような魚とも相性がよい水槽です。
設置前に確かめたいのが奥行きです。水の入る部分の後ろにろ過槽を兼ねたタワーが続いているので全体では33cmあり、置き場所の寸法は事前に測っておく必要があります。水槽の部分は外形約20cm角の丸いガラスの器で、水の量はろ過槽を含めて約6L、流量は毎分1.6Lです。ろ過は、塔の中の活性炭スリムマットと、底に敷くベースフィルター(底面フィルター)の2か所で行い、底砂そのものがろ過バクテリアの住みかになります。それでも水量が少ないぶん、水換えで汚れを出す手入れは欠かせません。
この章では、サイズと水量のスペック、インテリアとしての魅力、ベタ飼育に向く弱い水流の理由、稼働音の静かさ、ろ過能力とフィルターの特徴を順に確認します。
サイズと水量のスペック詳細
PERCOを検討する上で最も注意が必要なのが、正面の見た目と実際の置き場所の大きさが違う、その独特なサイズ感です。製品の正面からのビューは幅20cmの非常にコンパクトな水槽に見えますが、実は奥行きが33cmもあるという点を見落としてはいけません。これは背面に「U-TOWER」と呼ばれるろ過槽兼タワーが配置されているためで、設置にはA4サイズを縦に置ける以上のスペースが確実に要求されます。
意外と場所を取る「奥行き」の罠
通常の小型水槽であれば、奥行きも20cm程度であることが多いのですが、PERCOはその1.5倍以上の奥行きを持っています。そのため、奥行きの浅い本棚や、スリムなコンソールテーブルなどに設置しようとすると、背面がはみ出してしまい設置できない可能性があります。購入前には、必ず設置予定場所の奥行きをメジャーで計測し、電源コードの取り回し分を含めて35cm程度の余裕があるか確認することをおすすめします。
水槽の部分は丸いガラスの器で、公式の水槽サイズは幅20cm×奥行20cm×高さ20cm(外形)です。水容量はろ過槽を含めて約6Lで、ガラスの器だけならそれより少なくなります。水を入れてセットした総重量は約7.5kg以上になるので、置く台の強さも確かめてください(出典:ジェックス『グラスアクア PERCO』取扱説明書(PDF))。なお、木目のB-Dark Woodは水槽が約21.8×21.8×20cm・水容量約6.7L(セット時の奥行き約33.5cm)、黒のC-Charcoal Blackは水槽が約18×18×20cm・水容量約6Lで、色によって寸法が少しずつ違います。これは一般的な60cm水槽(約60L)の10分の1程度の水量であり、水質管理の面では「ナノアクアリウム」と呼ばれる、ややテクニカルな領域に入ります。水量が少ないほど外気温の影響を受けやすく、水温変化が激しくなるため、エアコンによる室温管理などが重要になってきます。
| 項目 | 数値データ | 備考 |
|---|---|---|
| 全体サイズ | 幅20.5cm × 奥行33.0cm × 高さ31.5cm | 奥行きに注意が必要 |
| 水槽サイズ(外形) | 幅20.0cm × 奥行20.0cm × 高さ20.0cm | 丸いガラスの器 |
| 水容量 | 約6L(ろ過槽含む) | 水質変化が早い |
| 製品重量(水なし) | 約1.5kg | 水を入れると約7.5kg以上 |
おしゃれなインテリア水槽の魅力

この水槽が多くのユーザーを惹きつける理由は、何と言ってもその「ノイズレス」なデザイン言語にあります。「ノイズレス」とは、視覚的な邪魔者が排除されている状態を指します。通常のアクアリウムでは、フィルターの吸水パイプ、ヒーターの電源コード、照明のスタンド、エアレーションのチューブなどが水槽の周りにごちゃごちゃと露出してしまいがちです。これらは生き物を飼う上で必要な器具ですが、インテリアとして見た場合には明らかに「ノイズ」となります。
PERCOは、これらの機能部品を全て背面の「U-TOWER」および底面ユニットに集約・隠蔽しています。水槽正面から見たとき、目に入るのはクリアなガラスと、その中を泳ぐ魚、そして揺らぐ水草だけです。丸いガラスの器と、器具をしまった白い塔という組み合わせが絶妙にマッチして「家電」のような、あるいは現代アートの「オブジェ」のような佇まいを実現しています。
リビングのサイドボードや寝室のナイトテーブルに置いても違和感がなく、生活感が出過ぎません。まさに「家具としての水槽」を探している方には、有力な選択肢になるでしょう。ただし取扱説明書では、テレビやパソコンなど電気製品の上や近くに置かないよう案内されています。
より大きな水槽でインテリア性を求めるなら、曲げガラスが美しいラピレスRV60のレビューも比較になりますよ。
ベタ飼育に最適な水流の秘密
購入前の確認事項として挙がりやすいのが「流量の少なさ」です。スペック上の流量は1分間に1.6Lで、流量の調整はできません。GEXの開発ブログも「設計流量はとても少なく設定されています」と説明しており(出典:ジェックス 開発ストーリー『PERCO』)、実はこれこそがベタ飼育におけるメリットになります。
なぜベタに強い水流はいけないのか?
ベタ、特に改良品種である「ショーベタ」などは、観賞価値を高めるために長く美しく改良されたヒレを持っています。この大きなヒレは、泳ぐ際には水の抵抗を大きく受ける「重り」のような存在となります。そのため、流れの強い環境では、姿勢を保つために泳ぎ続けることになりやすいと考えられます。GEXも、ベタは水の流れが苦手で、泳ぎが苦手なベタは水流が激しい水槽などでは水面に上がれず、空気を吸えなくなることがあると説明しています(ベタは水面から空気を吸う魚です)(出典:ジェックス『ベタの飼い方Q&A』)。
PERCOの少なめの流量は、水の流れが苦手なベタにとって暮らしやすい条件の一つです。メーカーであるGEXの公式ページも、楽しみ方の一つに「可愛いベタとの同居生活」を挙げており、開発ブログでは設計流量をとても少なく設定したと説明しています。
(出典:ジェックス株式会社『グラスアクア PERCO』公式製品ページ)
https://www.gex-fp.co.jp/fish/brand/glassaqua-perco/
逆に言えば、活発に泳ぎ回るテトラ類や、強い水流を好む渓流魚などには全く向いていません。公式ページが紹介している生き物の楽しみ方も、ベタとの同居生活、メダカのいる暮らし、1匹の金魚を可愛がる、の3つです。
ベタの飼育に必要な準備や心構えについては、以下の記事でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
【ベタ初心者】向け。「必要なもの」を予算別に徹底解説!最低限必要なアイテムリスト
稼働音がうるさいか静音性を確認
寝室や書斎に水槽を置く際、最も気になるのが「音」の問題です。昼間の生活音の中では気にならなくても、静まり返った夜の室内では、フィルターのブーンというモーター音や、水面を叩くチャポチャポという水音は意外と響き、睡眠の妨げになることもあります。PERCOは、この音を抑えることを重視して設計された水槽です。
DCポンプと水中配置による静かさ
この製品にはDC(直流)5V駆動のポンプが採用されています。GEXの開発ブログによると、一般的なAC電源タイプのモーターは軸の微妙なブレや微細な振動を抑えにくいのに対し、PERCOではアクアリウム用として初のDC電源タイプのモーターを採用し、振動をほぼ感じないレベルまで抑えたとのことです(出典:ジェックス 開発ストーリー『PERCO』)。さらに、そのポンプ自体をU-TOWER内の水中に沈めて設置する「水中ポンプ方式」です。
また、ろ過された水が水槽に戻る「吐出口」も、必ず水に沈めた状態で使う決まりです。これにより、外部フィルターや上部フィルターでよくある「落水音(ジャバジャバ音)」が出ない構造になっています。開発ブログでも、水の流れる音は「まったくといっていいほど静か」と説明されています。
ろ過能力とフィルターの特徴
ろ過は、塔の中の活性炭スリムマットと、水槽の底に敷くベースフィルター(底面フィルター)の2か所で行います。ただし水量が少ないぶん、ろ過があっても水換えは欠かせません。ここを理解せずに運用すると、水質悪化を招く恐れがあります。
塔の中では、専用ろ過材の「活性炭スリムマット」を1枚使います(交換用はGEXのスリムマットシリーズ・交換の目安は2週間に1回)。活性炭は水の黄ばみやにおいのもとを吸着します。もう一方のベースフィルターは底面フィルターで、GEXの公式Q&Aによると、底砂がろ過バクテリアの住みかになります。製品名のPERCOも、底面(浸透)ろ過を意味するPercolationが由来です。さらにリング状のろ材も、ポンプの上の空間に、ネットに入れて使えます(出典:ジェックス『グラスアクア ペルコ』公式ブランドページ)(出典:ジェックス『グラスアクア PERCO』取扱説明書(PDF))。
ろ過があっても水換えは必要
水量は約6Lと少ないため、汚れが濃くなるのも早くなります。ろ過に任せきりにせず、「こまめな水換えで汚れを外へ出す」という運用が求められます。たとえばGEXは、ベタの水換えの目安を「3日から7日に1回、1回あたり1/2から1/3」と案内しています(出典:ジェックス『ベタの飼い方Q&A』)。「ろ過フィルターがついているから水換えは月1回でいい」といった考え方は、この水槽では通用しません。
同じ静音・小型路線では、底面式フィルターのピコロカhighも仕様面から解説しています。
グラスアクアPERCOのレビューから見る機能性
運用面で押さえておきたいのは、照明・ヒーター・電源の3つにそれぞれ制約があることです。付属のLEDは約1.5Wで、1個のままなら弱い光でも育つ陰性の水草向きです(別売りのLEDを足して最大3個まで増設できます)。ヒーターはろ過槽(塔)の中に縦に入れて使い、公式Q&Aでは、水位をMAX水位線付近に保つならスタンディ20か同サイズのGEXヒーター、水位を下げて使うならベタヒーター10など小さいものが案内されています。電源も要注意で、ポンプ用とライト用にUSBの差し込み口が2つ要るうえ、アダプターは付属しません。それぞれDC5V・1A以上のアダプターを、別途そろえることが必須です。
こうした制約や、蒸発・飛び出し・ホコリへの気配りは見た目を重視した作りと引き換えですが、準備と日々の確認で補えば無理なく付き合えます。
この章では、ベタ以外に飼える生き物、水草と照明の相性、蒸発・飛び出し・ホコリへの備え、適合ヒーターと温度管理、別売りのUSBアダプター、販売終了の噂と価格の実情、この水槽が向かない人と代わりになる選び方、掃除とメンテナンスの方法を順に取り上げ、よくある質問に答えたうえで最後に総括します。
ベタ以外に何が飼える?エビ・メダカという選択肢
この水槽といえばベタ、という紹介が多いのですが、ほかにも相性の良い生き物はいます。水量から逆算しながら見ていきましょう。
- ミナミヌマエビ…小型でよく働いてくれる、この水量に合った生体です。数匹入れておけば、ガラス面や底に出る柔らかいコケを食べてくれます。エビだけの水槽にすると水を汚す量も少なく、管理がぐっと楽になります
- メダカ…1〜2匹であれば十分に飼えます。ベタと違って群れで泳ぐ姿を楽しみたくなりますが、この水量で数を入れるのはおすすめしません。1〜2匹までに抑えてください
- ラムズホーンなどの巻貝…ガラス面のコケ取り役として入れる方もいます。ただし条件が合うと殖えるので、見た目が気になるなら数を管理してください
- アカヒレ…丈夫で低水温にも強く、ヒーターなしでも越冬できることがあります。手間を減らしたい方には現実的な選択肢です
ここでよく聞かれるのが、ベタとエビを一緒に飼えるかどうかです。結論から言えば、個体によるとしか言えず、賭けになります。ベタは口に入るものを追う習性があるので、ミナミヌマエビは食べられてしまうことがあります。うまくいっている水槽もありますが、うまくいかなかったときにエビの側が失われる、という非対称なリスクだと理解しておいてください。試すなら、エビが隠れられる水草や隙間を必ず用意することが条件になります。
それともうひとつ、生き物を入れない使い方もあります。水草だけを植えて育てる、いわゆる水草オンリーの水槽です。餌を与えないぶん水は汚れにくく、コケの管理さえできれば非常に手間がかかりません。この水槽の透明感を活かすという意味では、実はいちばん相性の良い使い方かもしれません。生体を飼うかどうかも含めて、置きたい場所と生活のペースに合わせて決めてみてください。
水草育成と照明の明るさについて
付属のLEDライトは「クリアLEDフラッティ150WH」が1個で、ろ過槽(塔)の上にのせるLEDカバーに取り付けます。消費電力は約1.5Wで、コードの途中に中間スイッチが付いています。LED自体の交換はできませんが、寿命の目安は約4万時間です。点灯時間は1日8時間程度が目安とされています(出典:ジェックス『グラスアクア ペルコ』公式ブランドページ)(出典:ジェックス『グラスアクア PERCO』取扱説明書(PDF))。
ただし、1個のままで、強い光を必要とする有茎草(ロタラなど)や、底面を緑の絨毯にするような前景草(グロッソスティグマ、キューバパールグラスなど)を育てるのは難しいと考えられます。光量が足りないと、茎が間延びする徒長が起きやすくなるためです。
この水槽で水草を楽しむなら、アヌビアス・ナナやミクロソリウム、ウィローモスといった、弱い光でも育つ「陰性植物」を選ぶのが正解です。また、明るさが足りなければ、別売りの「クリアLEDフラッティ150」を足して最大3個まで増設でき、CO2の添加もろ過槽の中で行えます。背の高い植物を育てるときは、LEDを外して付属のろ過槽用フタで使う方法も案内されています。
開口部が広い水槽で気をつけたい3つのこと
インテリア性を重視した水槽は、見た目のためにガラス面を遮るものを極力なくしています。その美しさと引き換えに、フタで塞がれた水槽なら起きなかった問題がいくつか出てきます。購入前に確認しておきたいので、先に挙げておきますね。
1つめは水の蒸発です。水量が少ない水槽ほど、蒸発による水位の低下は速く進みます。数日で目に見えて減っていくので、足し水は日常作業になると考えてください。怖いのは、水位が下がってヒーターが空気中に露出することです。空焚き防止機能のあるヒーターを選んでいれば止まってくれますが、機能がなければ故障や事故につながります。ヒーターを使う季節は、水位のチェックを習慣にしてください。
2つめは飛び出しです。ベタは水面から空気を吸う魚で、驚いたときに勢いよく跳ねることがあります。開口部が広ければ、そのまま外へ出てしまう可能性は当然高くなります。水位を縁ぎりぎりまで上げず、少し余裕を持たせておくだけでもリスクは下がります。どうしても心配なら、別売りの丸いガラスのフタ「グラストップラウンド」を使う方法もあります(出典:ジェックス『グラスアクア ペルコ』公式ブランドページ)。
3つめはホコリと異物です。リビングに置くインテリア水槽は、生活空間の真ん中にあります。ホコリはもちろん、料理の油分、消臭スプレーや芳香剤の成分まで、水面に落ちて溶け込みます。特に殺虫剤は魚やエビにとって致命的なので、同じ部屋では使わないでください。
関連して、置き場所の選び方も一度考えておいてください。インテリア水槽は「見えるところに置く」ことが前提なので、つい窓際やテレビの近くを選びがちです。ですが直射日光が当たる場所はコケが一気に増えますし、夏場は水温が上がりすぎます。エアコンの風が直接当たる場所も、水温が不安定になるので避けたいところです。取扱説明書でも、直射日光・湯気・油煙・ほこりの多い所を避け、強固な台の上に置くよう案内されています。理想は、日中に人の目が届いて、直射日光は入らない場所。加えて、水換えのときにバケツを置けるスペースがあるかまで想像しておくと、設置してから「ここでは作業しづらい」と気づく事態を防げます。小さな水槽ほど気軽に置けてしまうぶん、この確認が後回しになりやすいんですね。
どれも「この水槽が悪い」という話ではなく、開放的なデザインを選んだことの裏返しです。分かったうえで付き合えば、どれも十分に管理できる範囲ですよ。
適合ヒーターと温度管理のコツ
PERCOの最大のメリットの一つが「ヒーターを隠せる」ことですが、ここには大きな制約があります。ヒーターはU-TOWER(ろ過槽)の中に縦に入れ、完全に水に沈めて使う決まりで(横置きは不可)、使えるヒーターの大きさが限られるのです。
取扱説明書では、ろ過槽に完全に水没する長さで、縦に設置できる20W以上のヒーターを使うよう案内されています(出典:ジェックス『グラスアクア PERCO』取扱説明書(PDF))。そのうえでGEXの公式Q&Aでは、水位をMAX水位線付近に保つなら「スタンディ20」かそれと同サイズのGEXヒーターをろ過槽内で、水位を下げて使う場合は「ベタヒーター10」など小さいヒーターを、決して露出しない水位であることを確かめたうえで使うよう案内されています。なお、GEXの製品情報では、スタンディ20の適合は水容量約12L以下、ベタヒーター10は約4L以下です(出典:ジェックス製品情報『スタンディ20』・ジェックス製品情報『ベタヒーター10』)。約6Lで使う通常の水位なら、スタンディ20の側で考えるのが基本になります。
また、ヒーターが塔の中にあるぶん、取扱説明書には、水槽の水温がろ過槽より約1℃低くなる場合があると書かれています。気になる場合は、水槽内にもヒーターを設置するよう案内されています。冬場は室温自体をある程度上げておくか、水温計をヒーターから一番遠い場所に設置して監視するなど、温度管理には注意が必要です。
適合ヒーターの目安
公式Q&Aの例:MAX水位線付近ならスタンディ20か同サイズのGEXヒーター/水位を下げるならベタヒーター10など(適合は約4L以下)
※パッケージサイズではなく、ヒーター本体の太さと長さを必ず確認してください。
USBアダプターは別売りで必要
これは購入前に必ず確認したいポイントですが、PERCOにはUSB電源アダプターが付属していません。ポンプとLEDのコードの先が、それぞれUSBプラグ(Type-A)になっています。
さらに厄介なことに、ポンプ用の電源ケーブルと、LEDライト用の電源ケーブルがそれぞれ独立しています。つまり、この水槽を完全に稼働させるためには、合計で2ポート分のUSB電源が必要になります。「家に余っているスマホの充電器を使えばいいや」と思っていると、ポートが1つしかなくてライトかポンプのどちらかしか動かせない、という事態になります。
推奨されるアダプターのスペック
取扱説明書と公式ページでは、LED用とポンプ用にそれぞれDC5V・1A以上のUSBアダプターが必要とされ、純正なら「USBアダプターG-1A」を2個か「G-3.6A(3ポート)」を1個、市販品ならDC5V・2A以上のものが案内されています。出力が足りないと、ポンプが動かない、LEDが暗い、アダプターが異常に熱くなるといったことが起き、1A以上を使うのは火災を防ぐためでもあります。また、LEDをタイマーで管理する場合は、ポンプとは別のアダプター(DC5V・1A以上)が必要です(出典:ジェックス『グラスアクア PERCO』取扱説明書(PDF))(出典:ジェックス『グラスアクア ペルコ』公式ブランドページ)。追加の出費になるので、本体と一緒に準備しておくことが必須です。
販売終了の噂と価格情報の真偽
インターネット上で検索すると、一部の家電量販店やネットショップで「販売終了」や「生産完了」の表記が見られるため、「もう買えないのではないか?」「故障したら修理できないのではないか?」と不安に思っている方もいるかもしれません。
2026年10月時点で、GEXの公式ページと製品情報に生産終了の表記は見当たらず、取扱説明書も2025年版が公開されています。通販サイトでも新品が流通しています。また、さらに大きい「DEKA PERCO」(水容量約15L)も公式ページに掲載されています。
価格は、白のT-WHはGEXの製品情報で標準小売価格が「オープン」、黒のC-Charcoal Blackは15,900円+税と案内されています(出典:ジェックス製品情報『グラスアクア PERCO T-WH』・同『C-Charcoal Black』)。通販の価格は時期やお店で変わるので、購入時に確認してください。交換用のろ過材は、GEXのスリムマットシリーズが使えます。
この水槽が向かない人と、代わりの選択肢
ここまで魅力を中心に書いてきましたが、誰にでもおすすめできる水槽ではありません。向かない人も書いておきます。
まず、たくさんの魚を飼いたい方には向きません。水量が限られているので、入れられる生体の数はごく少数です。ベタ1匹、あるいは小型のエビを数匹といった構成が現実的なところで、複数種を泳がせる水槽ではありません。「せっかくだから」と数を増やすと、水質が一気に崩れます。
次に、できるだけ手をかけたくない方にも向きません。水量が少ない水槽は、水質も水温も外の影響を受けやすく、そのぶん頻繁な手入れが必要になります。放置できる時間は、60cm水槽より確実に短いと考えてください。
そして、本格的に水草を育てたい方にも別の選択肢があります。LEDの増設(最大3個)やCO2の添加はできるものの、水量や植えられる広さが限られるので、本格的な水草水槽として組むなら、専用の環境を用意したほうが満足度は高くなります。
では、どういう方に向いているのか。「1匹の魚を、生活の中で毎日眺めたい」という目的にぴったり合う水槽です。飼育設備というより、生き物のいるインテリアとして考えると、この水槽の良さが素直に出てきます。
費用の面も書いておきます。本体の価格だけを見ると手が届きやすく感じますが、実際に立ち上げるとなると、別売りのアダプター、ヒーター、水温計、カルキ抜き、そして底床や水草といった消耗品が積み上がります。本体価格とは別に、周辺の費用がかかると見ておくと、予算の見積もりを外しません。PERCOはポンプ・ろ過材・ライトが付いたオールインワンのセットですが、USBアダプターやヒーターは別に要るので、ほかの水槽セットと比べるときは、本体価格同士ではなく「立ち上げに必要な総額」で並べないと、正しい比較になりませんよ。
もし読んでみて「自分の目的とは違うかも」と感じたなら、次のような選び方もあります。生体を増やしたいなら小型でも規格サイズの水槽、手間を減らしたいならフィルターの容量に余裕のあるセット水槽、コストを抑えたいならシンプルなガラス水槽に器具を組み合わせる形です。デザインで選ぶこと自体は何も間違っていません。ただ、そのぶん日々の管理が必要になる——そこさえ納得できていれば、後悔しない買い物になると思いますよ。
掃除とメンテナンスの方法
日々のメンテナンス、特に水換えに関しては非常に考え抜かれた設計になっています。通常、水換えには「プロホース」などの道具を使って水を吸い出す必要がありますが、PERCOでは、U-TOWER(ろ過槽)の側から水を抜いたり足したりできます。
GEXの公式ページは「汚れてきたら、レイアウトを崩さず、U-TOWERから水換えができます」と説明しており、開発ブログでも、水を抜く場合もガラス容器には触れずに済むとしています(出典:ジェックス『グラスアクア ペルコ』公式ブランドページ)(出典:ジェックス 開発ストーリー『PERCO』)。これにより、狭い水槽内に手を入れてレイアウトを崩したり、魚を追い回して驚かせたりすることなく、静かに水を減らすことが可能です。これは、GEXがベタの水換えの目安として案内する「3日から7日に1回、1回あたり1/2から1/3」のような、こまめな水換えを続ける上で、心理的・物理的なハードルを大きく下げてくれます。
手入れの目安と水位の守り方
一方で、水槽(ガラスの器)はタンクベースと一体型で、取り外して丸洗いすることはできません。取扱説明書の手入れの目安は、活性炭スリムマットの交換が2週間に1回、ベースフィルターの目詰まりを防ぐための底砂の掃除・交換が半年に1回で、ポンプ(インペラー)も定期的に掃除します。普段の掃除は、公式Q&Aによると底砂の表面のゴミを軽く取るだけで十分で、リセットするときは底砂をすべて取り、ベースフィルターを取り出して、タンクベース内に水を流して汚れを落とします。水位を変えるときは、電源を入れた状態で、吐出口が水に浸かる高さ(最低水位)からマットが浸かる高さ(最高水位)までの間で、ろ過槽側に水を足したり減らしたりします。なお、底面フィルターのすき間に落ちるような細かい砂はそのままでは使えず、使いたい場合はウールマットやスポンジメッシュを上に重ねます。底砂は0.5〜1kg程度、厚さは1cmから5cm程度までが目安で、厚く敷くほど目詰まりのリスクが高くなります(出典:ジェックス『グラスアクア PERCO』取扱説明書(PDF))(出典:ジェックス『グラスアクア ペルコ』公式ブランドページ)。
グラスアクアPERCOに関するよくある質問(FAQ)
ペルコ水槽のレビューでは、どんな人に向いていると言えますか?
インテリアとして、生き物を1匹から少数だけ眺めたい人に向いています。おしゃれで部屋の雰囲気を壊さない水槽や、寝室に置ける音の静かな水槽を探している人、ベタを1匹だけ飼いたい人、週に数回の水換えを苦に思わない人に合います。一方、水容量はろ過槽を含めて約6Lと少なく、こまめな水換えが欠かせないため、手間をかけたくない人や、たくさんの魚を泳がせたい人には向きません。
GEXペルコの口コミで、買ってから気づきやすい点は何ですか?
気づきやすいのは、奥行きと電源アダプターです。正面は幅20cmでも、背面にろ過槽兼タワーがあるため奥行きは33cmあり、置き場所の奥行きを先に測っておく必要があります。USB電源アダプターは付属せず、ポンプとライトの電源が別々なので、LED用とポンプ用に、それぞれDC5V・1A以上のアダプターを別に用意する必要があります。ヒーターはろ過槽の中に入れて使い、公式の案内はMAX水位線付近ならスタンディ20か同サイズのGEXヒーターなので、購入前に大きさを確認してください。
グラスアクアPERCOのレビュー総括とおすすめ
ここまで「グラスアクア perco レビュー」として、メリットだけでなくデメリットも含めて詳細を見てきましたが、結論として、この水槽は「置き場所・電源・ヒーターを先にそろえて、インテリアとして生き物を眺める水槽」として有力な選択肢です。
こんな人におすすめ
- 部屋の雰囲気を壊さない、おしゃれな水槽が欲しい人
- 寝室に置ける、音の静かな水槽を探している人
- ベタを1匹だけ、優雅に飼育したい人
- 週に数回の水換えを「楽しみ」として苦に思わない人
逆に、「初めて魚を飼うので、できるだけメンテナンスフリーで楽をしたい」「いろいろな魚をたくさん泳がせたい」という方には、正直あまりおすすめできません。水量が少なく水質管理がシビアで、こまめな水換えが欠かせないからです。しかし、その特性さえ理解して愛情を持って接すれば、これほど生活空間に美しく溶け込む水槽はなかなかありません。ぜひ、あなたのお部屋にもこの小さな「癒やしのタワー」を導入してみてはいかがでしょうか。
総括のとおり設置場所の雰囲気に合わせて選ぶ製品なので、最後にカラーの違いを見ておきます。木目調の落ち着いたモデルは、家具の色に馴染ませたいリビングや寝室と合わせやすい仕上がりです。
反対に、水槽そのものを引き締めて見せたいならダーク系のモデルが向きます。背景が暗くなると魚の体色が濃く見えやすいので、鑑賞面を優先したい場合の選択肢として検討してみてください。


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