安い水槽はホームセンター?徹底比較

水草水槽の写真と「結局、水槽はどこのホームセンターが一番お得なのか?」という導入タイトル。専門店より安く、ネットより確実な買い方の結論を示す。 水槽セットアップ
結局、水槽はどこのホームセンターが一番お得なのか?

※本記事にはプロモーションが含まれています。

水槽が安いホームセンターは?主要5社を徹底比較【60cm・セット】

こんにちは。THE AQUA LAB、運営者の「所長」です。

これからアクアリウムを始めようと思ったときや、お祭りで金魚を連れて帰ってきたとき、あるいは飼育しているお魚が大きくなって引っ越しを考えたときに、まず一番に気になるのが「水槽の値段」ではないでしょうか。専門店は敷居が高いし、ネット通販だと実物が見られないし送料も気になる……。そんなとき、私たちの強い味方になってくれるのがホームセンターです。

特に「水槽 安い ホームセンター」と検索して、コーナンやカインズ、コメリなどで60cm水槽や初心者向けのセットがどのくらいの価格で販売されているのか、徹底的に比較したいと考えている方は多いはずです。しかし、いざ店舗に行ってみると、店ごとに置いてあるメーカーも違えば、セットに入っている付属品もバラバラで、「結局どこが一番お得なの?」と混乱してしまうことも少なくありません。

そこで今回は、主要なホームセンターを実際に巡って調査した私が、各社の水槽価格と特徴を徹底的に比較・整理しました。単なる価格表だけでなく、プロ目線(といってもマニア目線ですが)での「買い」の判断基準や、安く済ませるための裏技的な組み合わせ方もご紹介します。

  • 主要ホームセンター各社(カインズ・コーナン・コメリ・ナフコ・ビバホーム)と、参考としてDCMグループの水槽価格・特徴の違い
  • 初心者におすすめの安い水槽セットの選び方と、買ってはいけないセットの注意点
  • 60cm水槽を最安値で購入するための具体的な機材の組み合わせ方
  • 購入前に確認すべき付属品やフィルターのチェックポイント

※この記事では「主要5社(カインズ・コーナン・コメリ・ナフコ・ビバホーム)」を中心に比較しつつ、最安クラスとして話題になりやすいDCMグループのセットも参考情報として触れています。

水槽が安いホームセンターを徹底比較

主要5社(カインズ/コーナン/コメリ/ナフコ/ビバホーム)の特徴と価格帯目安をカードで比較。店によってメーカーやセット内容が違い、単純比較できない点も注意喚起。

主要5社を徹底比較(カインズ・コーナン・コメリ・ナフコ・ビバホーム)

ホームセンターのアクアコーナーを回っていると、店舗によって置いてあるメーカーやオリジナルブランドが全く違うことに気づきます。ある店では「GEX」ばかりなのに、別の店では「Tetra」が山積みになっていたり、聞いたことのないブランドの激安セットが置いてあったり。「結局どこで買うのが正解なの?」と迷ってしまう方のために、主要なホームセンター(カインズ、コーナン、コメリ、ナフコ、ビバホームなど)と、参考としてDCMグループで販売されている水槽の価格と特徴を調査し、整理しました。それぞれの強みを知ることで、あなたの目的にぴったりな一本が見つかるはずです。

カインズ=おしゃれ・インテリア、コーナン=節約・金魚特化、コメリ=スリム・店舗受取、ナフコ=こだわり・フレームレス、ビバホーム=在庫量・セール王者、という特徴要約。

主要5社の特徴まとめ(目的別に強みが違う)

ホームセンターの水槽価格比較の要点

まず最初に押さえておきたいのは、ホームセンターで売られている水槽には大きく分けて「メーカー既製品」「ホームセンターのオリジナルブランド(PB)」の2種類があるという点です。ここを理解していないと、単純な価格比較ができません。

一般的に、GEX(ジェックス)やテトラ、コトブキ工芸といった有名アクアリウムメーカーのパッケージ商品は、どのホームセンターでも取り扱われていますが、価格は「オープン価格」とはいえ、どこの店舗でも似たような価格帯(定価の2〜3割引き程度)に落ち着く傾向があります。

しかし、ホームセンターが独自に企画・開発(あるいはメーカーと共同開発)したPB(プライベートブランド)商品は、驚くほど安い価格設定になっていることがよくあります。これは、広告宣伝費や流通コストが抑えられているためで、品質は有名メーカー品と同等(製造元が同じであることも多い)でありながら、価格だけが2〜3割安いという「隠れた名品」が存在するのです。

メーカー既製品は価格が安定(定価の2〜3割引)で、独自ブランド品は広告費カット等でさらに2〜3割安い。品質同等の“隠れた名品”を狙うという比較図。

安さの秘密は「独自ブランド(PB)」にあり

価格比較のチェックポイント

以下の3点を意識して売り場を見ると、本当にお得な商品が見えてきます。

  • オリジナルブランド(PB)があるか:PB商品はメーカー品より圧倒的に安いです。特に水槽セットなどの「箱モノ」はPBの独壇場です。
  • セット内容の違い:同じ「2,000円の水槽セット」でも、フィルターの種類(投げ込み式か、外掛け式か)や、照明の有無で実質的なコストパフォーマンスが全く異なります。
  • 単体かセットか:特に60cmクラスになると、セット販売よりも「水槽単体(ガラスの箱だけ)」で安く売り出している店舗があります。これを活用するのが安く済ませるコツです。

この点を踏まえて、各社の具体的な特徴と価格傾向を詳しく見ていきましょう。

カインズの水槽セットの特徴と価格

ホームセンター業界の雄、カインズ(Cainz)は、アクアリウム用品においても自社ブランド「Pet’s One(ペッツワン)」シリーズの展開が非常に強力で、洗練されています。カインズのアクアコーナーの特徴は、単に安いだけでなく「インテリア性」を意識した商品が多いことです。

特に初心者向けの金魚・メダカセットは、従来の黒枠だけでなく、白やブルーなど爽やかなフレームカラーが選べるものが多く、リビングや子供部屋に置いても違和感がないようにデザインされています。価格面でも非常に優秀で、小型(30cmクラス・水量10〜12L程度)のスターターセットであれば、税込1,980円前後から手に入ります。

このセットには、ガラス水槽本体に加え、ブクブク(エアレーションポンプとフィルター)、エアチューブ、カルキ抜き、試供品の餌などが含まれているため、生体さえ買ってくればその日から飼育をスタートできる手軽さが魅力です。初心者の方が「とりあえず金魚を飼いたい」と思ったときに、迷わず手に取れるパッケージになっています。

そして、私が個人的にカインズで最も注目しているのが、60cm水槽(標準サイズ)の単体価格です。多くのアクアショップやホームセンターでは、60cm水槽といえば「上部フィルターとLEDライトがセットになった箱」がメインで販売されていますが、カインズでは「GEX マリーナガラス水槽 60cm」などの水槽単体(フィルターなし、ガラスフタ付き)が、税込3,980円程度で常時販売されていることがあります(価格は時期や店舗により変動します)。

これは他店と比較しても最安クラスと言えるでしょう。すでにフィルターやライトを持っている人、あるいはフィルターはこだわりの外部式を使いたい人にとって、余計なものがついていない「箱だけ」を安く買えるカインズは非常に貴重な存在です。

所長のメモ:
カインズの店舗によっては、季節の変わり目(特に秋口)などに在庫処分のワゴンセールが行われることがあります。そこでテトラ製やGEX製のガラス水槽が破格(1,500円以下など)で出ていることも。買い物ついでにペットコーナーの「端っこ」をチェックしてみるのが吉です。

コーナンの水槽は安い?評判を検証

関西を中心に全国展開するコーナンも、アクアリストにはお馴染みの存在であり、私も頻繁に利用しています。コーナンには「LIFELEX(ライフレックス)」という強力なオリジナルブランドがあり、日用品から工具まで何でも揃いますが、水槽セットに関しても「とにかく初期費用を抑えたい」という方に最適なラインナップが揃っています。

例えば、「LIFELEX おさかな水きれいセット」シリーズは、30cmクラスで税込2,000円を切る価格設定(1,958円など)で見かけることが多いです。このセットの特徴的な点は、キャッチコピーにもある通り「酸素たっぷり」を重視して、シンプルな投げ込み式フィルター(いわゆるロカボーイ等のブクブク)を採用している点です。ろ材の交換タイミングや手入れの注意点で迷いやすい方は、水作エイトコアのろ材交換時期と注意点も参考にしてください。

投げ込み式フィルターは、見た目は少し無骨ですが、酸素供給能力が高く、メンテナンスも「汚れたらウールマットを交換するだけ」と非常に単純です。そのため、水質管理の知識が少ないお子様の初めての金魚飼育や、お祭りの金魚を急遽受け入れるための水槽としては、これ以上ないほど理にかなったセット内容と言えます。

一方で、60cmクラスの大型水槽になると、LIFELEXブランドの激安セットは見かけなくなり、GEXなどのメーカー製セットが中心になります。コーナンでよく見かける「60cmデュアルクリーンセット(上部フィルター付き)」などは、8,000円〜9,000円台になることが多く、これはAmazonなどのネット通販価格と比較しても「標準的」か、少し高いくらいの印象です。

ただし、コーナンの強みは店舗数の多さと、生体(金魚や熱帯魚)の取り扱いの幅広さにあります。水槽を買ったその足で、店員さんに相談しながら元気な金魚を選んで帰れるという「体験のワンストップ性」は、通販にはない大きなメリットです。

水槽はコメリの60cm価格がお得

コメリのアクア用品は「Petami(ペタミィ)」というブランドで展開されています。コメリは農業用品に強いイメージがありますが、実はペット用品もかなり充実しており、私が個人的に面白いなと思っているのが、コメリが「スリムタイプ」の水槽セットに力を入れている点です。

一般的な30cm水槽よりも奥行きを削った(奥行16cm程度)スリム水槽セットが、税込2,000円前後で販売されています。日本の住宅事情、特にマンションやアパートの玄関、ちょっとした棚の上などに水槽を置きたいと考えたとき、奥行き30cmの標準水槽は意外と圧迫感があり、設置できないことがあります。そんなとき、このPetamiのスリム水槽ならすっきりと収まります。

また、コメリのもう一つの大きな特徴は、強力な店舗網と物流システムです。もし近所のコメリが小型店舗で水槽の在庫がなくても、公式通販サイト「コメリドットコム」で注文し、店舗で受け取る「取り置き・取り寄せ」サービスを利用すれば、送料無料で商品を入手できます。

特に60cm水槽のような大型商品は、通販で買うと「送料が1,000円〜2,000円かかる」あるいは「配送中の破損リスクがある」というのがネックになります。コメリなら、自社の物流網で店舗まで運んでくれるため送料がかからず、受け取り時に破損チェックもできるため安心です。60cm水槽単体で約6,000円弱と価格自体は標準的ですが、送料込みの実質コストで考えると、近くに大型店がない地域の方にとっては最強のルートになる可能性があります。

ナフコの水槽やビバホームのセール

ナフコやビバホームは、自社PBでガッツリ独自の激安水槽を開発するというよりは、「有名メーカー品の品揃えが豊富で、選択肢が多い」という印象が強いホームセンターです。

ナフコ(特に大型店)のアクアコーナーに行くと、テトラ社のスタイリッシュなフレームレス水槽(枠のないオールガラス水槽)のセットなどが充実しており、インテリア性を重視する方にはたまらない空間になっています。フレームレス水槽は、見た目が美しい反面、角が欠けやすかったり扱いが繊細だったりしますが、ナフコの店頭であれば実物のガラスの質感やシリコンの接着具合を確認してから購入できます。

価格は激安PB品に比べると少し高めで、デザイン料が含まれていると考えたほうが良いでしょう。しかし、リビングの主役になるような美しい水槽を求めているなら、数千円の差を出してもこちらを選ぶ価値はあります。

一方、ビバホーム(特にスーパービバホーム)は、圧倒的な在庫量と売り場面積が魅力です。ここに行けば「無いものは無い」と思えるほど、マニアックな機材や大型水槽まで揃っていることがあります。特筆すべきはセール時期の爆発力で、ゴールデンウィークや年末年始などのセール時には、メーカー品の水槽セットが大幅に値引きされることがあります。

「GEX メダカ元気」シリーズや「金魚のお部屋」シリーズなど、特定の魚種に特化したコンセプト商品の取り扱いも豊富なので、「メダカを飼いたい」「ベタを飼いたい」と目的がはっきりしている場合は、ビバホームの売り場が最も選びやすいでしょう。

カインズ/コーナン/コメリ/ナフコ/DCMの「30cm最安」「60cm単体」「特徴」を表で比較。60cm単体最安はカインズ、30cm最安クラスはDCMなどの目安を整理。

【一覧】ホームセンター別 水槽価格目安と特徴

【ホームセンター別】水槽価格と特徴比較まとめ
店舗名 30cmセット
最安目安
60cm単体
目安
特徴・おすすめポイント
カインズ 約1,980円 約3,980円 60cm単体が安い。Pet’s Oneがおしゃれで女性にも人気。
コーナン 約1,958円 約5,000円弱 LIFELEXセットが激安。投げ込み式フィルター主流で金魚向き。
ナフコ 約2,000円台〜 約6,000円台〜 メーカー品の選択肢が多い。フレームレス水槽などデザイン重視の人向き。
ビバホーム 約2,000円台〜 約6,000円台〜 在庫量と売り場面積が強み。大型店のセールでメーカーセットが安くなる。
コメリ 約1,980円 約6,000円 スリム水槽が充実。店舗受取なら大型水槽も送料無料。
DCM(参考) 約1,300円 小型セットは圧倒的最安クラス。お祭り金魚の緊急避難先に最適。

水槽が安いホームセンターの選び方

各社の価格差や特徴が見えてきたところで、次は「自分の目的に合ったホームセンター水槽の選び方」について深掘りしていきましょう。単に値段が安いだけで選んでしまうと、後から「フィルターが弱すぎて水がすぐに濁る」「ライトがなくて水草が枯れてしまった」といった失敗をしてしまいがちです。

60cm水槽をホームセンターで買うなら

アクアリウムの標準サイズと言われる60cm水槽(幅60×奥行30×高さ36cm)は、水量が多く水質が安定しやすいため、実は初心者の方にこそおすすめしたいサイズです。(出典:ジェックス株式会社「マリーナ幅60cm水槽 MR600BKST-N 製品情報」)しかし、この60cm水槽をホームセンターで安く買うなら、「セットで買うか、バラで買うか」を戦略的に決める必要があります。

結論から言うと、ホームセンターで60cm水槽を買うなら「水槽単体(ガラスの箱だけ)」をカインズなどで購入し、フィルターやライトはネット通販で安く揃えるという「バラ買い」の方法が、実は最もコストを抑えつつ、高性能な環境を作れる場合が多いです。

通常セット(1万〜1.5万円)ではなく、水槽単体(約4,000円)+ネットで高性能フィルター/照明(約4,000円〜)の組み合わせで総額約8,000円強に抑える図解。

60cm水槽は「セット」ではなく「箱+通販」で最安化

ホームセンターで売られている「60cmフルセット(水槽+上部フィルター+LEDライト)」は、便利ですが価格が1万円〜1万5千円ほどすることが一般的です。しかも、付属しているLEDライトが少し暗かったり、フィルターの音がうるさかったりと、スペックに不満が出ることがあります。静音性を重視して外掛け式を検討している方は、プロフィットフィルターの水音・静音性の注意点も合わせてチェックしておくと失敗が減ります。

一方、カインズで水槽単体を約4,000円で購入し、Amazonや楽天でコストパフォーマンスの良い薄型LEDライト(2,000円〜3,000円)と、静音性の高いスリムフィルターや外部フィルター(2,000円〜4,000円)を個別に探して組み合わせれば、総額8,000円〜1万円程度で、自分好みのスペックに仕上げることも可能です。少し手間はかかりますが、納得のいくアクアリウムを作るなら、この「水槽だけホームセンターで買う」という選択肢は非常に賢い方法です。

注意点:
水槽単体で購入する場合、必ず「フタ」が付属しているか確認してください。別売りだと意外と高くつきますし、サイズが合わないと魚の飛び出し事故の原因になります。カインズの水槽単体などはフタ付きのものが多いですが、念のため確認しましょう。

ホームセンターの水槽セットは初心者向け

「細かい機材を選ぶのは面倒!」「とにかく今日から始めたい!」という初心者の方には、やはりホームセンターのPB(プライベートブランド)水槽セットが最強の味方です。

DCM・コーナン・カインズなどの約1,980円前後セットの内容例(水槽、投げ込み式フィルター、カルキ抜き、試供品の餌)。金魚・メダカや緊急避難向け。

とりあえず始めたいなら「2,000円以下のセット」

DCMやコーナン、カインズの2,000円前後のセットは、基本的に「金魚やメダカを数匹飼う」ことに特化して作られています。これらはプロ仕様ではありませんが、入門用としては十分な機能を持っています。「まずは飼ってみる」という体験のハードルを下げてくれるという意味で、これらのセット商品は素晴らしい存在です。

ただし、安易に飼い始める前に一つだけ心に留めておいてほしいことがあります。魚などの水生生物を飼うということは、その命を預かるということです。環境省も呼びかけているように、最後まで責任を持って飼育できる環境を整えることが飼い主の責務です。

ホームセンターの安いセットで気軽に始めたとしても、魚は数年、種類によっては10年以上生きます。途中で飼えなくなったからといって、川や池に放流することは絶対にやめましょう。(出典:環境省『水生生物を飼育・販売・養殖される皆さんへ』

また、セットを買ってすぐに魚を入れると、水槽内のバクテリアが整っておらず失敗しやすいのも初心者あるあるです。安全にスタートするための「立ち上げ(から回し)」の手順は、水槽立ち上げ「から回し」のやり方と期間で具体的に解説しています。

さらに、これらの激安セットに含まれている「投げ込み式フィルター(ブクブク)」は、エアーポンプの振動音が少し気になったり、水草育成にはCO2を逃してしまうため向かなかったりします。もし、「静かな寝室に置きたい」とか「綺麗な水草の森を作りたい」と考えているなら、ホームセンターの激安セットではなく、少し高くても専門店で「外掛け式フィルター」や「外部式フィルター」が付いたセットを選んだほうが、結果的に「安物買いの銭失い」にならずに済みます。

30cmや45cmなどサイズ別の特徴

ホームセンターでは、主に以下の3つのサイズ帯が販売されています。自分の設置場所にメジャーを当てて、どのサイズなら置けるかイメージしてみましょう。

  • 30cmクラス(小型・Sサイズ)
    デスクやキッチンカウンター、玄関の下駄箱の上などに置けるコンパクトさが魅力です。水量が10L〜15L程度なので、水質が悪化しやすく、実は初心者には水質管理が少し難しい側面もあります。飼育できる数はメダカ5〜10匹、金魚なら小赤2〜3匹程度が限界です。
  • 45cmクラス(中型・Mサイズ)
    30cmでは小さいけれど、60cmは大きすぎて置けない…という方に人気のあるサイズです。水量は20L〜35L入り、小型の熱帯魚(ネオンテトラなど)なら15〜20匹程度飼えます。ただし、ホームセンターでは30cmと60cmが主流で、この45cmクラスは品揃えが少なめなのがネックです。
  • 60cmクラス(標準・Lサイズ)
    水量が約60Lあり、水温や水質の変化が緩やかで安定しやすいため、最も飼育が簡単です。場所さえ確保できるのであれば、初心者にこそこのサイズを強くおすすめします。魚ものびのび泳げますし、水草レイアウトも本格的に楽しめます。

フィルターなど付属品の有無を確認

「水槽 安い ホームセンター」で検索して見つけた商品が、本当に安いかどうかを見極める最後の鍵は「付属品」です。値段だけ見て「安い!」と飛びつくと、必要なものが何も入っていないことがあります。

特に注意したいのがLEDライトとヒーターの有無です。ホームセンターの「お買い得セット(1,980円〜2,980円)」には、これら2つが含まれていないことがほとんどです。

激安セットに入っていないことが多い必需品として、ヒーター・照明(ライト)・フタを提示。後から買い足すと結局高くなるため、購入前に欠品確認を促す。

安さには理由がある。「ないもの」を確認せよ(ヒーター/ライト/フタ)

飼育スタイルによる必要機材の違い

  • 金魚・メダカ(常温飼育)
    基本的にライトやヒーターがなくても飼育可能です(鑑賞のためにはライトがあったほうが綺麗ですが)。ホームセンターの激安セットそのままでスタートできます。
  • 熱帯魚(ネオンテトラ、グッピーなど)
    水温を26℃前後に保つためのヒーター(冬場の加温)が絶対に必須です。また、水草を育てるなら植物育成用のLEDライトも必須です。これらを買い足すと、セット価格+3,000円〜5,000円ほど追加費用がかかります。

「セットを買ったのに、後からヒーターとライトを買い足したら、結局専門店の上位セットより高くなった…」というのは、アクアリウム初心者がやりがちな失敗談ナンバーワンです。パッケージの裏面や側面の「セット内容」欄をよく見て、何が入っていて何が入っていないのか、必ずチェックする癖をつけましょう。

所長の失敗例と教訓:
実は私も昔、ホームセンターで「激安!水槽セット!」の文字に釣られて、勢いで30cmセットを買ったことがあります。家に帰って開封してから気づいたのが、ライトなし・温度計なし・カルキ抜きもなし、そしてフィルターのろ材が最小限で、想像以上に水が濁りやすかったこと。結果どうなったかというと、必要な物を翌週まとめ買いして、最初の“お得感”が一気に消えました……。

  • 回避策1:その場で「セット内容」をスマホで撮る(家に帰ってから見返せます)
  • 回避策2:足りない物を売り場で即メモ(ライト・ヒーター・カルキ抜き・温度計・網・バケツあたりは特に漏れがちです)
  • 回避策3:「合計金額」で比較する(セット価格+買い足し費用で、最終的にどっちが安いかを判断)

水槽は“箱”としては安く見えても、飼育は道具の総合力です。買う前に1分だけ立ち止まるだけで、失敗はかなり減ります。

よくある質問(Q&A)

Q. ホームセンターのPB水槽って本当に安全なんですか?
A. 結論、普通に使う分には問題ないことがほとんどです。ただし、店頭で見られる最大のメリットを活かして、ガラスの欠け・シリコンのムラ・フタの反りは必ずチェックしましょう。PBは“中身が良くても当たり外れの確認が大事”という感覚で見ておくと安心です。

Q. 水槽セットを買ったら、その日に魚を入れても大丈夫?
A. 基本はおすすめしません。水槽内のバクテリアが整っていないと、アンモニアで一気に調子を崩しやすいです。どうしても当日入れる必要がある場合は、水温合わせ・カルキ抜き・エアレーション強めを徹底し、最初の1週間は特にこまめに様子を見てください。

Q. 60cm水槽って車で運べますか?
A. 軽自動車でも積めることは多いですが、後部座席を倒して長さを確保し、毛布や段ボールでガラスが動かないよう固定するのが必須です。急ブレーキで“角から”割れるのが一番怖いので、水平に置けない場合は無理せず店舗受取や配送も検討しましょう。

Q. ネット通販とホームセンター、結局どっちが安い?
A. 目安として、小型セットはホームセンター(特にPB)が強いことが多く、60cm以上は「水槽は店舗、機材は通販」の合わせ技が強いです。送料・破損リスク・当日の持ち帰り可否まで含めて、「トータルの損得」で見るのが一番失敗しません。

設置場所(奥行・高さ・フタ開閉)確認、セット内容の撮影と不足品メモ、ガラス欠け/ヒビ/シリコン剥がれの目視、60cm持ち帰り用に毛布や段ボール準備、の最終チェック項目。

レジに行く前の「最終確認リスト」

購入前の実行チェックリスト

  • 設置場所の横幅・奥行・高さをメジャーで測る(フタ開閉スペースも含める)
  • 床や棚の耐荷重をざっくり把握する(60cmは“水+砂利+機材”で想像以上に重いです)
  • 飼う生体を決めて、必要な温度管理(ヒーター有無)を先に確定する
  • 「セット」か「単体+バラ買い」かを決め、総額で比較する
  • 売り場でセット内容をスマホで撮影し、買い足しリストを作る
  • 水槽単体はフタの有無を確認する(別売りは地味に痛いです)
  • ガラスの欠け・ヒビ・シリコンの状態を目視チェックする
  • 持ち帰り手段を確認し、緩衝材(毛布など)を用意する
  • 魚を迎える前に、立ち上げ(から回し)のスケジュールを組む
  • 最初の1〜2週間は「様子見期間」と割り切り、詰め込みすぎない

まとめ:水槽が安いホームセンター

今回は、水槽が安いホームセンターの比較と、賢い選び方について徹底解説してきました。最後に、各社の特徴をざっくりと整理しておきます。

  • とにかく安く、今日から小型セットで始めたいなら
    DCMやコーナンのオリジナルセット(1,000円〜2,000円台)が最強のコスパです。
  • 60cm水槽をできるだけ安く手に入れたいなら
    カインズでの水槽単体購入(約4,000円)+通販でフィルター・ライト揃えの「合わせ技」がおすすめです。
  • 省スペースなスリム水槽を探しているなら
    コメリのPetamiシリーズや、店舗受取サービスを活用しましょう。
  • 実物を見て、店員さんに相談しながら買いたいなら
    品揃えが豊富なスーパービバホームや、大型のコーナン・カインズへ足を運びましょう。

ホームセンターの水槽は、身近で手に入りやすく、アクアリウムの入り口として素晴らしい選択肢です。「安いから悪い」ということは決してありません。自分の飼いたい魚や設置場所に合ったものを正しく選べば、長く楽しめる相棒になります。

ぜひ今度の週末は、メジャーを片手に近くのホームセンターを巡ってみてください。きっと、あなただけの素敵な水槽との出会いが待っているはずです。あなたのアクアライフが素晴らしいものになることを、心から応援しています!

水草水槽の写真と「ホームセンターはアクアライフの買い入口」。安い=悪いではなく、目的に合う店と買い方なら最高の相棒になる。メジャーを持って店へ行く行動喚起。

ホームセンターは「アクアライフ」の買い入口

アクアリウムで失敗しない!プロが厳選した「必須の持ち物チェックリスト」

「何から買えばいい?」「無駄な買い物はしたくない」と迷っていませんか?初心者の方が最短ルートで美しい水槽を立ち上げるために、本当に必要な器具だけをプロ視点で厳選しました。この記事を読めば、迷いなくアクアリウムを始められます。

水槽セットアップ