買うか迷う人必見!グラス テリア スリム 450 正直レビュー|お洒落だけど使い勝手は?

グラス テリア スリム 450 正直レビュー【結論】

こんにちは。THE AQUA LAB、運営者の「所長」です。

GEXの「グラス テリア スリム 450」、気になりますよね。幅45cmで奥行きがスリム、しかも6点セットという手軽さで、ついつい目が行く水槽かなと思います。ただ、ネットで調べると「正直レビュー」という言葉が出てくるあたり、何か気になる点があるのも事実です。

特に、ベタの飼育に使えないかとか、フィルターの性能、水漏れの心配、特徴的な奥行きでのレイアウトはどうなのか、など、購入前に知っておきたいことが多いと思います。また、競合のコトブキ製品とどう違うのか、決定的な隙間があるという話も気になりますよね。

この記事では、そうした疑問や不安なポイントを整理しつつ、この水槽の「本当のところ」を、私なりの視点でまとめていきます。

  • 水槽の美観と設置性
  • 6点セットのメリットと注意点
  • ベタ飼育の適性(リスク)
  • 正直レビューで語られる弱点と対策

グラス テリア スリム 450の正直レビューと魅力

 

まずは、この水槽が持つ「良いところ」から見ていきましょう。平均評価が中立的(大手ECサイトで3.79点/5.0点など)なのは、悪い点だけでなく、それを上回るほどの強力な魅力があるからこそ。特に「美しさ」と「設置性」は、他の製品にはない大きなポイントですね。

6点セットで始める手軽さ

アクアリウムを始めるとき、何を揃えたらいいか迷うことも多いですが、この製品は「6点セット」なのが嬉しいポイントです。

「とりあえず、これさえあれば基本的な機材はOK」という安心感がありますね。具体的に何がセットになっているかというと、以下の通りです。

グラステリア スリム 450 (6点セット) の内容

  • 1. 水槽本体 (幅45×奥行20×高さ22cm)
  • 2. スリムフィルター DC-X M3
  • 3. ガラスフタ (ホルダー付)
  • 4. クッションマット
  • 5. 水質調整剤 (お試しパック)
  • 6. カルキぬき (お試しパック)

これだけあれば、あとは底床(砂利やソイル)、(熱帯魚を飼うなら)ヒーター、そして生体(魚や水草)を迎えれば、すぐにアクアリウムをスタートできます。

「まず手軽に始めてみたい」という初心者の方にとって、この「入り口の手軽さ」は大きな魅力だと思いますね。あれこれ機材の相性を悩まなくていいのは楽です。

注意点:USBアダプタは別売です

ただし、一点だけ本当に注意が必要です。付属するフィルター「スリムフィルター DC-X M3」はUSB電源仕様なのですが、コンセントに挿すためのUSBアダプター(スマホの充電器のようなもの)は付属していません。

これはおそらく、コストダウンや、家に余っているスマホ充電器を流用してもらう想定かなと思いますが、持っていない場合は別途用意する必要があります。これは実質「6点セット+1」なので、「隠れたコスト」として覚えておきましょう。

圧倒的な透明感とガラスの美観

この製品の最大の強みは、間違いなく「美観」だと思います。

「グラステリア」ブランドは、GEXの中でも特に「ガラスの美しさ」にこだわったシリーズですね。(出典:GEX公式サイト「グラステリア」シリーズ

この水槽も、フレーム(枠)のないオールガラス水槽で、ガラスの断面(角)が「極限まで磨き込まれた」とメーカーが言う通り、すごくキレイに処理されています。フチなし水槽は、水景がクリアに見えて、本当にお部屋のインテリアとして映えます。

実際に使っている人の声を見ても、「透明度が高くて良い」「創るのが楽しみ」といった肯定的な意見が多いです。このガラスの美しさ、透明感については、メーカーのアピール通りで、本物かなと思います。この美しさに惹かれて購入する人が多いのも納得ですね。

スリムな奥行き20cmの設置性

この水槽の最大の特徴が「奥行き20cm」というスリムさです。

一般的な45cm水槽は奥行きが30cm近くあることが多いですが、このスリムさのおかげで、これまで水槽を諦めていたような狭い場所にも置けるようになります。

例えば、

  • 勉強机やPCデスクの上(作業スペースを圧迫しにくい)
  • 窓際のちょっとしたカウンター
  • 奥行きの狭いカラーボックスや棚

など、設置場所の自由度が格段に上がります。「アクアリウムを置きたいけど、場所が…」と悩んでいた人には、まさにうってつけのサイズ感ですね。

水槽の総重量には細心の注意を

ただし、スリムだからといってどこにでも置けるわけではありません。特に「棚」に置く場合は、耐荷重に細心の注意が必要です。

危険!総重量の目安を計算しよう

この水槽の水容量は約17Lです。つまり、水だけで約17kgになります。それに加えて…

  • 水槽本体のガラス重量(約4〜5kgと想定)
  • 底床(ソイルや砂利)の重量(3kg〜)
  • レイアウト素材(石や流木)の重量

これらを合計すると、最低でも25kg以上の総重量になると見積もるべきです。

一般的なカラーボックスや安価な棚の「棚板1枚」の耐荷重は、10kg〜15kg程度のことが多いです。必ず設置場所の耐荷重を確認し、不安な場合は専用の水槽台を使うか、床に直接置くようにしてください。

生体がよく見える鑑賞のしやすさ

この「奥行き20cm」というスリムさ、実はもう一つ大きなメリットがあります。それは「魚が泳ぐ姿がすごくよく見える」ことです。

奥行きが深い水槽だと、魚が奥の方へ行ってしまって、水草や流木の影に隠れて見えにくくなる「デッドスペース」が生まれがちです。「あれ、どこ行った?」と探すこと、ありますよね。

でも、この水槽は物理的に奥行きが浅い(D20cm)し、高さも浅い(H22cm)ので、魚が常に視界に入りやすいんです。

これは「鑑賞体験」という面で、非常に優れたデザインだと私は思います。まるでワイドスクリーンの映画を見ているみたいに、魚の泳ぐ姿を常に楽しめる。特に、ミナミヌマエビのツマツマする様子や、小型魚が群れて泳ぐ姿をじっくり観察したい人には、最適な「強制的な2D平面化」効果かもしれませんね。

静音性が向上した付属フィルター

6点セットに付属する「スリムフィルター DC-X M3」、これがなかなか良い仕事をしてくれます。

これは旧モデルのフィルター(ACポンプ)と比べて、「DCポンプ」を採用しているおかげで動作音がかなり静かになっています。

DCポンプというのは、簡単に言うと「静かで、省エネで、パワー調節がしやすい」ポンプのことですね。レビューでも「とても静か」「(旧モデルで気になった)振動によるビビり音がなくなった」と評価が高いです。

寝室や静かな書斎に置く場合、フィルターの「ブーン」という動作音は想像以上に気になるもの。その点で、静音性が改善されているのは嬉しいポイントです。インペラー(羽根車)部分が取り出しやすくなって、メンテナンス(モーター部分の掃除)がしやすくなったのも地味に高評価ですね。

グラス テリア スリム 450の正直レビューと注意点

さて、ここからが「正直レビュー」の本題です。この水槽が持つ魅力的な美観や設置性と引き換えに、アクアリウムとして使う上で「知っておかなければならない」重要な注意点がいくつか存在します。

これは「美観と機能性のトレードオフ」とも言えます。ここを理解しないと、後で「こんなはずじゃなかった…」と失敗する可能性もあるので、しっかりチェックしていきましょう。

蓋の隙間と必要なDIY対策

この製品の評価を二分している最大の要因が、付属の「ガラス蓋」です。

驚くことに、このガラス蓋、水槽の奥行き20cmに対して、奥側が5〜6cmも足りていない(開いている)仕様なんです。フィルターなどを設置するための「切り欠き」というレベルではなく、水槽上面の約25%〜30%が常に開放状態になります。

メーカー側がこの特異な仕様を(商品説明で)明確に開示していない点も、ユーザーの不満につながっているようです。

この「巨大な隙間」が引き起こす深刻な問題

  • 水分の急速な蒸発: 頻繁な足し水が必要になり、メンテナンスの手間が増えます。それだけでなく、水が蒸発すると水槽内にミネラル分だけが濃縮され、水質(特にpHやGH/KH)が変化しやすくなるリスクもあります。
  • 保温性の著しい低下: 冬場にヒーターを使う場合、熱がこの隙間からどんどん逃げてしまいます。結果、ヒーターの稼働率が上がり、電気代が余計にかかる可能性があります。
  • 生体の飛び出しリスク: メダカや小型のエビ、そして特にベタなど、ジャンプする習性のある生体にとっては致命的な脱走経路になります。これは生体の命に直結する最大の問題点です。

これを「仕様」として受け入れるのは、特に魚を飼う上ではかなり難しいかなと思います。

対策:蓋の自作(DIY)はほぼ必須

もし魚を飼うなら、アクリル板や塩ビ板をホームセンターなどでカットしてもらって、蓋を自作する(DIYする)ことが、ほぼ必須の対策になると考えた方が良いですね。

ホームセンターのカットサービスを使えば、数百円程度でピッタリのサイズの板が手に入ります。それに電動ドリルで空気穴やコード用の穴を開ければ、快適な蓋が作れます。夏場ならバーベキュー用の金網(メッシュカバー)で代用するのも手です。

ただし、もし「苔テラリウム」や「アクアテラリウム」に使う場合は、話は別です。

テラリウム用途なら「神仕様」?

密閉空間ではカビが発生しやすい苔テラリウムにおいて、この構造的な「隙間」は、高湿度を保ちつつも空気を循環させる「必須の通気性」を(意図せずとも)確保します。この水槽、実は「魚を飼うアクアリウム」よりも「(蓋を交換しない限り)テラリウム」に最適化された水槽だと言えるかもしれません。

フィルターの水流は調整必須

セクション1で「静か」と評価した付属フィルターですが、実はもう一つ大きな特徴があります。それは、「水流が強すぎる」ことです。

この水槽の水量は約17Lしかありません。対して、付属フィルター(DC-X M3)の最大流量は、1時間に水槽全体の水を約17回も循環させる計算になります(4.8L/分 × 60分 ÷ 17L ≒ 16.94回/時)。

これは、17Lの小型水槽にとっては「洗濯機」と言ってもいいほどの、極めて過剰な水流です。

水流が強すぎるとどうなる?

強すぎる水流は、生体や水草に様々な悪影響を与えます。

  • 生体(特にヒレが長い魚や小型魚)が泳ぎ疲れ、ストレスで弱ったり病気になったりする。
  • 植えたばかりの水草(特に前景草)が抜けて浮いてしまう。
  • 底床(ソイル)が掘り返されて、レイアウトが崩れる。

具体的な水流対策

幸い、フィルターには流量調節機能が付いています。この水槽で使う場合は、調節機能を「最小」設定で使うことが必須です。

それでもまだ強いと感じる場合は、以下のような物理的な対策を追加で行うことを推奨します。

  • 排水口にスポンジ(ウールマットの切れ端や、専用のスポンジ)を詰める。
  • 排水口の向きを、水槽のガラス壁面に向けることで水流を殺す。

この「水流が強すぎる」問題は、次の「ベタ飼育」や「伝い漏れ」のリスクにも直結する重要なポイントです。

ベタ飼育における2つのリスク

この水槽、幅が45cmあるので「仕切り板を入れてベタを複数飼う『ベタマンション』に良さそう」と考える方もいるかもしれません。

ですが、「正直レビュー」として、これまでの分析を組み合わせると、この水槽はベタ飼育には最も不向きな水槽の一つだと私は結論付けます。理由は、ベタにとって致命的な「二重のリスク」があるからです。

ベタ飼育の二重リスク

  1. リスク1:飛び出し事故(蓋) ベタは「ジャンプする魚」の代表格です。水面から飛び出して呼吸(ラビリンス呼吸)をすることもあり、そのジャンプ力を甘く見てはいけません。あの「5〜6cmの蓋の隙間」は、ベタが飛び出すには十分すぎる大きさであり、事故のリスクが極めて高いです。
  2. リスク2:ストレス(水流) ベタは「闘魚(とうぎょ)」と呼ばれる勇ましい魚ですが、その反面、原産地(タイのメコン川流域)は流れの緩やかな場所です。特にヒレが長く改良された品種は泳ぎが苦手で、「強い水流を嫌う魚」の代表格でもあります。あの「1時間に17回転」する強力な水流は、ベタに多大なストレスを与え、ヒレが裂けたり、疲弊して弱らせる原因になります。

もし、どうしてもこの水槽でベタを飼育したいのであれば、「蓋の完全な自作(DIY)」と「フィルター水流の徹底的な弱体化(または他社製品への交換)」という、2つの大きな対策が必須となります。

正直なところ、そこまで手間をかけるなら、最初からベタ飼育に適した別の水槽(もっと小型で水流のないものや、蓋がしっかり閉まるもの)を選ぶ方が、はるかに簡単で安全だと私は思います。

水漏れ?伝い漏れの確認方法

「水漏れ 心配」というキーワードも見かけますが、水槽本体のガラス接着面(シリコン)からいきなり水が漏れるという初期不良は、そこまで多くはありません(もちろんゼロではありませんが、GEXのような大手メーカー品なら稀です)。

それよりも注意したいのが「伝い漏れ(つたいもれ)」です。

「伝い漏れ」とは?

フィルターの電源コードやエアチューブなどを伝って、水槽内部の水が表面張力でジワジワと外に漏れ出てしまう現象です。水槽本体から漏れているように見えても、実は原因はこれだった、というケースが非常に多いです。GEXの公式FAQでも注意喚起されていますね。

特にこの水槽の場合、

  1. 強すぎる水流が水面を波立たせる
  2. 発生した水しぶき(ミスト)が「蓋の隙間」から外に放出される
  3. そのミストが、隙間の近くにあるフィルターの電源コードなどに付着する
  4. 付着した水滴がコードを伝って水槽の外に漏れる

という「伝い漏れ誘発コンボ」が発生しやすい環境が揃っています。もし「水漏れかも?」と思ったら、慌てる前に以下の手順を確認してみてください。

伝い漏れの確認・対策手順

  1. まず、フィルターやヒーター、エアポンプなど、水槽周りの機器の電源をすべて切ります。
  2. 水槽の周り(特に底面やコード類)をタオルで完全に拭き取ります。
  3. そのまま1〜2時間放置し、水槽本体のシリコン接着部から水が滲み出ていないか確認します。
  4. 本体から漏れていなければ、原因は「伝い漏れ」の可能性が高いです。
  5. 対策として、電源コードやエアチューブに「ドリップループ(たるみ)」を作ります。コードを一度下に垂らしてからコンセントに挿すことで、万が一水が伝っても、たるみの最下点から水が滴り落ち、コンセント側へ水が伝わるのを防げます。
  6. また、コード類が水槽の縁に直接触れないよう、クリップなどで位置を調整するのも有効です。

奥行きを活かすレイアウト術

奥行き20cmという制約は、レイアウト(アクアスケーピング)においても大きな挑戦になります。

一般的な流木や大きな岩をドカンと配置して、その前後に水草を植えて…といった「3D(ジオラマ的)レイアウト」は、物理的に困難です。「奥行き感」を出すのが非常に難しいんですね。

奥行き感を出すテクニック(上級者向け)

もちろん、不可能ではありません。上級者向けのテクニックを使えば、浅い水槽でも奥行き感を演出できます。

  • 底床の勾配:底床材(ソイルなど)を、手前は薄く、奥に向かって高く盛る(勾配をつける)。
  • 遠近法:手前に大きい葉の水草(例:アヌビアス・ナナ)、奥に小さい葉の水草(例:ロタラ系)を植えて、強制的に遠近感を出す。
  • 消失点:構図(石組みや流木)のラインを、奥の一点(消失点)に集まるように意識して配置する。

ただ、これらはかなりの高度なテクニックであり、初心者の方がいきなり挑戦するにはハードルが高いかもしれません。

浅さを活かすレイアウト(推奨)

そこで私は、むしろ「奥行きを出す」ことを諦め、「浅さを活かす」方向でのレイアウトをおすすめします。

イメージは「絵画」や「盆栽」に近いですね。「3D」ではなく「2D」の構図に特化するわけです。

  • 薄い石(例:龍王石のスライスや山水石)を重ねるように配置する。
  • 細い枝流木(例:ブランチウッド)を組み合わせて、平面的な構図を作る。
  • 前景草〜中景草(背が高くならない水草)メインで構成する。

これはこれで、他の水槽では難しい独特の表現ができます。「奥行きがない」という制約を、「レイアウトの方向性を決めてくれる指針」として楽しむのが、この水槽を使いこなすコツかもしれませんね。

総評:グラス テリア スリム 450の正直レビュー

さて、GEX グラス テリア スリム 450の正直レビュー、まとめになります。

この製品は、「美しいガラスを使った、奥行き20cmのインテリア・テラリウム用水槽」としては、非常に優れた製品だと思います。

しかし、「魚を飼育するアクアリウム」として見ると、「手放しでは推奨できない」というのが私の正直な結論です。理由は、ここまで見てきた通りの、明確な欠点(特に「蓋の隙間」と「強すぎる水流」)を抱えているからです。

大手ECサイトの平均評価「3.79」というのは、この「卓越した美観」と「問題のある機能性」のアンバランスさを、非常に正確に反映した数値であると分析できます。

競合製品との比較

もし、設置場所に奥行きの余裕(30cm以上)があるなら、競合製品も視野に入れることを強く推奨します。特に有名なのが、コトブキ社の「レグラス F-450LOW」です。

項目 GEX グラステリア スリム 450 (本製品) コトブキ レグラス F-450 LOW(競合製品)
製品名 グラステリア スリム 450 レグラス F-450LOW
奥行き 20 cm (極めてスリム) 30 cm (標準的)
水容量 (目安) 約 17 L 約 27 L
レイアウト自由度 低い (2Dレイアウト向き) 高い (3Dレイアウト可能)
水質安定性 低い (水量が少ないため) 高い (水量が多い)
設置性 非常に高い (狭い場所OK) 一般的 (奥行き30cm必要)


この比較表からわかる通り、「アクアリウム」としてレイアウトの自由度や水質管理の容易さを求めるなら、奥行き30cmのコトブキ製品などに軍配が上がります。

逆に、「デスクの上」や「窓際の狭いカウンター」など、設置場所の制約(奥行き20cm)が絶対であるならば、GEX(本製品)が唯一無二の選択肢となります。

購入前の最終判断(フローチャート)

Q1: 主な用途は「苔テラリウム」ですか?

YES: 購入を推奨します。蓋の隙間が「通気口」として理想的に機能します。

NO: Q2へ進んでください。

Q2: 設置スペースの奥行きが物理的に「20cm」しかありませんか?

YES: 条件付きで推奨します。ただし、魚(特にベタ)を飼うなら、蓋の自作と水流対策は必須です。この「ひと手間」を愛せるかどうかが鍵です。

NO (30cm以上の余裕がある): 購入を推奨しません。レイアウトの自由度、水質の安定性、機能性の全てにおいて、コトブキ社の「レグラス F-450S」など、奥行き30cmの競合製品を強く推奨します。

自分の目的(テラリウムか、アクアリウムか)と、設置場所の制約、そしてDIYの手間を許容できるかを天秤にかけて、賢い選択をしてもらえればと思います。

本記事で紹介した製品の仕様や価格、レビュー評価などは、執筆時点(2025年11月)での情報に基づいています。最新の正確な情報や詳細については、必ずGEX公式サイトまたは販売店にてご確認ください。

また、生体の飼育や水槽の設置(特に耐荷重)に関する最終的な判断は、専門家の助言も参考にしつつ、ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。